ホーム
ツアーガイド一覧
注目のツアープラン
思い出のツアーギャラリー
個人ガイド(ガイドのお申込み)
つれづれなる日々
お問合せは、TEL.090-2277-8422
メールでお問合せ
line@

◆◆◆ リンク ◆◆◆

Facebook

いつも八ヶ岳の通過点だった、あの浅間山へ‼️ ようやく登れる絶好のチャンスがやって来ました。

2021/11/17   浅間山(前掛山) 標高2524m   単独行(データ:距離13、2km、累計標高差1170m、歩行5時間30分)

今日は絶好の登山日和、積雪もなさそうだが一応アイゼンも持参して、待ちに待った初の浅間山に登って来ました。日本山岳ガイド協会代表者会議が15日から長野県佐久市で開催される機会にぜひ登ろうと以前から思っていたのです。「噴火警戒レベル1」の時だけ楽しめる、日本百名山の名峰「浅間山(前掛山)標高2,524m」の山頂を目指す浅間山荘からのコース。森林限界を超えて、活火山らしい荒涼とした砂と岩の世界を進み、噴煙立ち昇る釜山の火口に最も近づく「浅間山(前掛山)」山頂をめざす。

佐久駅前ホテルを7時半に出発してから40分。今回は天狗温泉浅間山荘登山口から前掛山をめざします。

赤褐色の秘湯と言われる天狗温泉♨️。駐車場はもういっぱいの混みようです。下山後が楽しみです。

ここからの眺めも最高です。朝は雲海が見えていました。

登山ルート地図から、予知できない噴火に備えての注意事項が至るところに掲示されていました。登山計画書を必ず提出、登山は自己責任ですと。

穏やかな晩秋の朝。登山届けを出して出発。ここから一の鳥居までは林道歩きのようですね。

歩きやすい登山道なので二の鳥居まであっという間に到着。沢すじなので日差しがなく気温も低いが、汗ばんでくる。夏場のミドルウェアーからの保温性のあるウェアー替えると快適。こんな時ってレイヤリングが難しい。

カラ松と笹が広がる登山道を進んでいく。

右手には断崖絶壁の牙山(ぎっぱ)が迫ってくるようだ。

高度を上げていくと前方には崩壊壁のような岩場が現れる。トーミの頭かな?

源流にたどり着くこの辺は、硫⻩の匂いや赤い川、噴石跡のクレーターなど、力強い活火山のエネルギーを感じることができる。

火山館に到着。浅間山の火山噴火の歴史を垣間見ることだろう。

湯の平口分岐まではイワカガミの群落地。花の咲く季節もいいだろう♪

湯の平分岐。草すべりを右手に進むとトーミの頭。次回は黒斑山から仙人岳、鋸山の第二外輪山の周回コースもいいだろう。

噴石跡のクレーターなど、力強い活火山のエネルギーを感じることができるコースです。これから樹林帯を通って、浅間山と断崖絶壁の外輪山に囲まれた絶景ポイント「賽の河原」を目指します。

浅間山が少しずつ近づいてくる。ここから見るとお椀をひっくり返したような山ですね。でも、ここからが急登が始まる。

賽の河原分岐からザレ場を延々と小一時間登ると浅間山(2,568m)が拝めるんだ。

ここから見えるのが浅間山だ。もうあそこには行けないだろう。

めざすは前方の稜線上に見える前掛山。

北側には左手から、四阿山、草津白根山、苗場山と百名山の山々が広がっていた。

途中には幾つもにシェルターがある。お昼休憩にちょうど良い場所。

山頂まであと僅か、雲の上を歩いているような高揚感でいっぱいでした。

進む右手には、外輪山の鋸山から仙人岳、蛇骨岳、黒斑山が望むことができる。

登山口から3時間。11時30分待望の初登頂でーす(^_^)

先端にいたレンジャーの方たちから、風がない稜線は滅多にない登山日和だと。ラッキーな一日でした。

南側に美ヶ原や霧ヶ峰など八ヶ岳連峰が…。

これから下山します。外輪山の内側は断崖絶壁でした。

帰り際に火山館に寄りました。こじんまりした山小屋風の構えでした。

火山館は、個人的には憧れる建物ですね。

数十万年前から周辺では火山活動が活発であり、浅間山は烏帽子岳などの3つの火山体とあわせ、浅間連峰もしくは浅間烏帽子火山群と総称される。これまでに噴火と山体崩壊を繰り返し、現在の姿となった。大規模な山体崩壊と崩壊土砂が流出した痕跡は、遠く離れた群馬県前橋市の台地上などに厚い堆積物として残っている。現在噴火活動をしているのは、前掛火山である。山頂火口からは噴煙が上がり、その周りには複合のカルデラがあり、内側の外輪山の西側に前掛山がある。北側のカルデラは山頂部から「鬼押出岩」へと流れ出た溶岩流により崩壊している。外側の外輪山には、黒斑山、牙山、剣ヶ峰などがある。気象庁は「100年活動度または1万年活動度が特に高い活火山」として、ランクAの活火山に指定。1949年(昭和24年)9月7日に山域は、上信越高原国立公園に指定された。2007年、日本の地質百選に選定された。日本百名山[4]及び花の百名山に選定されている。

緊急事対応するため、地下はシェルターになっているようです。ヘルメット貸出しもしていました。

火山館から浅間山荘まで一気に下山。赤褐色の温泉に入ってから帰路に着きました。私的には百名山をめざしていませんが、これで日本百名山70座くらいでしょうか 笑。

PAGETOP