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初夏限定に咲くヒメサユリや広大なお花畑と残雪に囲まれた東北の名峰 飯豊連峰に感動する‼️

2022/ 6/25〜26  川入登山口から飯豊本山へ(歩行距離22、4km、累計標高差2,296m、所要時間14時間(休憩含む))

飯豊連峰の主峰の飯豊山は、通称本山と呼ばれている信仰の山である。我々が飯豊に登ろうとすると、交通利便性を考え、どうしても福島県側の喜多方川入口や西会津弥平四郎口、又は大日杉小屋から、本山、最高峰大日岳をめざす。時には御西小屋泊して梅花皮岳、北股岳、門内岳から飯豊山荘までの縦走路もいいだろう。飯豊連峰と云ったら7月初旬から山小屋の営業開始に合わせて登山者が登りはじめる。それまでは、幾度かの雪渓がありアイゼンやピッケルが必要となるのでリスクが高くなる。その反面、圧倒されるスケールのお花畑と残雪の覆われた大日岳に魅了された。

先ずは、この時期しか見ることが出来ないお花畑と残雪の飯豊連峰です。

思い立ったら吉日と云うが、吾妻連峰縦走ツアーが中止だったので、久しぶりに山の盟友と飯豊本山に登る。

御沢野営場から三国小屋まで約7、5km、標高差1150m。中十五里まで1、5km。ビールや食料をドッサリ詰めたザックは18kg。夏場の縦走ガイドに向けての鍛錬でもある山行だ。

笹平を過ぎた辺りから地蔵山が見えてきた。それにしても暑い、虫も多いし、ザックが重い\(//∇//)\

地蔵山を西に巻いて唯一の水場「峰秀水」に到着。冷たい水が兎に角おいしかった。

こんなに大きなギンリョウソウは珍しい^_^

地蔵山から望む剣ヶ峰と三国岳

ここから難関と云われる剣ヶ峰。クサリ場のある岩稜が三国小屋直下まで続く。

この辺りからヒメサユリの花が咲いている。7月中旬以降には見れないんです。

次ぐから次と登山道を埋め尽くすヒメサユリです。

剣ヶ峰の独標が倒れている。岩稜の細尾根をもう少し渡れば、今夜の宿に到着だ。老体に鞭打ってもうちょっとだけ頑張ろう。

何とか予定どおり14時前に三国小屋に到着。新潟方面から雨雲が…。あした天気になーれ ‼︎ さぁ、冷え冷えビール、それも6本、いも焼酎がたっぷり飲めるぞ^_^  今夜は焼き肉だ。

三国小屋はもちろん私らだけの貸し切りでーす。2階陣取り酒を交わしながら山談義がスタートしました。水のように飲み干すビールは格別🍺です。

今回の酒のつまみは焼き肉シリーズです。玉ねぎとズッキーニを加えると一層美味しい。

時より雨が降る音がしたが朝までぐっすり眠れました。朝食を済ませて、朝7時三国小屋を切合小屋に向けて出発です。強風が気になるが、心もアタックザックも軽い。今日は本山ピストンしてから下山します。長丁場になるが飯豊連峰を楽しもう。

このルートってザレ場があったり梯子があったりと安心出来ない登山道が種蒔山まで続いている。

カタツムリを踏まなくてよかったです^_^

シラネアオイも至るところで会えました。

振り返ると、ヒメサユリと三国岳の稜線がきれいに見えていました。

種蒔山山頂でようやく雪渓が、この先、切合小屋までの下りの雪渓はどんな状況だろうか?

雪渓の急勾配を下りず、藪漕ぎをして夏道の出て切合小屋に8時15分に到着。

草履塚まで雪渓が続く。ガスっていて辺りが見えず再び藪漕ぎをして夏道に合流。疲れますね。

ショウジバカマの群生地現れる(^_^)

強風とガスっていて登りは展望が期待できないが、時より大日岳方面を望むことが出来た^_^

お秘所を過ぎ、御前坂を登り切ると飯豊本山小屋。

最後の急勾配を登ったら飯豊本山小屋になります。

飯豊本山9時20分到着。残念ながらガスっていて展望ゼロ。早々に撤退して本山小屋で一休み。その後、下山時に、小屋管理人の金子さんと会ことが出来た。まったくの偶然でした(^O^)

山頂直下にはチングルマが群生しています。

本山小屋9時40分。快調に歩いてきた。11時過ぎまで切合小屋に戻ろう。

強風で雲の切れ目から絶景が見え隠れしています。

やった!草履塚の方まで見えはじめました(^o^)/

遥か先には磐梯山の望むことができました。

6月の飯豊連峰はアイゼン、場合によってはピッケルも必須でしょう。

珍しいクロユリの花

切合小屋に着いたころは風も止んで蒸し暑くなる。お昼過ぎには三国小屋まで戻れそうだ。順調(^o^)/

相棒大森さんのカッコいい後ろ姿。

歩いてきた雪渓を振り返りながら種蒔山までに最後の急勾配の雪渓を滑りながら軽アイゼンで登る。

登り返すと三国小屋に戻ります。小屋で一休みしてから65ℓのザックを背負って下ります。

剣ヶ峰を無事過ぎたら地蔵山まで快調に飛ばします。

峰秀水で冷たい水をたっぷり蓄えて一気に下山です。今年もおかげさまで何とか飯豊本山に登れました。今年はプライベートガイド含めて2回飯豊連峰に登る予定です。下山後は飯豊の湯で飢えと疲れを癒やして帰路に着きました。

山って素晴らしいですね‼️ 神の棲む山、田畑を潤す水源の山、マタギの猟場、山菜、木の実の宝庫として、地元民との密接な関わりの中で生きている。

山と云うか、登山に対し冬山とグリーンシーズンと分けて、最近は山歩きをして来た傾向があるようだった。ロハスハイキングツアーの企画も3月までは安達太良山などの冬山ツアー、そして4月以降は花のトレッキングツアーもしくは雪の無い低山ツアーを企画したりと…。でも、本来の東北の山々の素晴らしさは紅葉時はもちろんだが、4月から6月末までの残雪期の高山植物が咲く頃が一番感動する景色が見れるんだと、プライベート山歩きしながら再認識している今日この頃です。来年はそんな企画も少し組み入れようかと考えています。但し、急激な天候不順や雪崩れとかとリスクはあるが、それはガイドツアーなので安全なルート設定やリスクアセスメントをしっかりして望みますのでご安心ください。

5月下旬から安達太良山、山形県の神室連峰、阿武隈山地日山などプライベートで登ってきました。そんな山の様子をご覧くださいね。

2922/5/25  安達太良山くろがね小屋経て周回コースを午後から歩いてきました。この日は朝から雲一つ無い安達太良山がくっきりと望めるお天気でしたので。

新緑の烏川渓谷を渡ってくろがね小屋に向かいます

急勾配を登り最後の旧道から望むことが出来る安達太良山。まだ残雪がありますね。

ショウジョバカマが主役のようです。登山道傍の至るところに咲いていました

今期いっぱいで立て替えるくろがね小屋が見えてきました

プラベートだから飲める、ビールに助六寿司を。満足度いっぱいかな(^_^)

風もないので峰の辻から沼の平稜線を通って安達太良山山頂へ。展望抜群の主稜線歩きとなりました

お馴染みの安達太良山(1700m)山頂です

仙女平に下る途中に雪渓残っていました。この時期に登るのが無かったので新鮮な気分になりました

相変わらずの悪路を奥岳登山口まで下ります。雪山の方が歩きやすいですね。明日から前線が近づいているので4時過ぎたころには雲に覆われていました。
所要時間5時間(休憩含む)

神室連峰2022山開きに参加‼︎

神室連峰 主峰「神室山」 2022/5/28 ネットからの情報で山形県最上町側から登る山開きに参加して来ました。雨が上がると確信しながら前日3時間半かけて現地に向かう。山形県には「カムロ」と呼ばれる山は幾つもある。神室岳(山形神室)、そして、「ハゲカムロ」と呼ばれる禿岳である。その中でも、秋田と山形の県境に聳える神室連峰はどこから登っても標高差や距離もある中級者以上向けの山だと思います。(歩行距離10、5km、累計標高差1123m、所要時間7時間(山小屋休憩含))

前夜、東法田山愛好会の会長宅にお招きいただきました。柴崎様お世話になりました。

泡の出る缶ビールは初めてでした(^_^)美味しいかったね。公民館に泊まって翌朝からの神室山山開きに参加しました

一旦、降っていた雨が上がりそうなお天気です。

神主さまの安全祈願のご祈祷は厳粛なものでありました。新鮮な光景に出合った感じです

バスで細い林道を30分、根の崎口から登山開始です。今回、定員50名と云うことで我々がいちばん最後に申込み者でしたラッキーでした。でも一日雨降りになりそうです

登山口から十里長峰と云われる急勾配を延々と登っていく。ここでバテないようにゆっくりと登ることが肝心だろう。

歩くこと2時間、ようやく尾根に出るが暴風雨で視界が悪い。アンプダウンを繰り返しながら主領線分岐点にたどり着いた。この悪天候といつもよりスピードアップしたの疲れ気味の私でした\(//∇//)\

でも花に癒されてがんばろうと思う私です 笑。

ヤマザクラも咲いていました

相棒の大森さんと、ようやく山頂まであと僅かです。ここから雪渓を幾度か超えていきます

神室山は豪雪地帯にあって、風と雪に削ぎ落とされた鋭角的な山嶺です

まだ新しい神室山避難小屋で休憩してから一気下山しました。雨具は着ても中までずぶ濡れで寒いし体力が奪われる山行となりましたが、下山後は美味しいたけのこ汁が待っていました。山愛好会の皆さん、たいへんお世話になりました。帰りは赤倉温泉に立寄って帰路に着きました。苦労した分楽しい山行でしたね。

 

気象庁から線状降水帯予測が、明日(6/1)から開始されます‼️

日本列島に豪雨被害をもたらす「線状降水帯」とは? 山や沢での強雨の危険についてご説明します。

 梅雨末期、「線状降水帯」による被害が相次いだ日本列島。一カ所で降り続く雨により土砂崩れや浸水などの被害が報じられた。今回は線状降水帯の仕組みを紹介。また、これから暑い夏を迎えるが、強雨や大雨で起きやすい山や沢での危険も知っておこう。

線状降水帯とは

 7月に入ってからの山陰地方や九州南部での大雨の原因として「線状降水帯」が注目されている。

 線状降水帯とは、文字通り、帯状(線状)に強い雨が降っているエリアのことだ。一カ所で強い雨が長時間降り続くので、土砂災害や河川の氾濫など大きな災害が起きやすくなる

 線状降水帯は、積乱雲が連なって次々に流れ込んでくることで起きる。上の図のように、海から暖かく湿った空気が流れ込み、前線や山岳などの影響でそれが急激に上昇すると、そこで積乱雲が発達する。

 通常は、その場で積乱雲によって強い雨が降る。積乱雲は比較的寿命が短いので、数時間で強い雨は収まることが多い。

 しかし、線状降水帯の場合は、積乱雲が上空の風に流され、風下に向かって流れていく。続けて海からの暖かく湿った空気が流れ込み、ぞくぞくと積乱雲の発生が続くので、強い雨を降らせる線状降水帯ができる。

強雨や長雨の後は、山の土も崩れやすくなる

 線状降水帯では、同じ場所に強い雨が降り続くため、降り始めからの総雨量が大きくなる傾向にある。

 豪雨でなくても、雨が長時間降り続ければ、土はたっぷりと水を蓄積し、崩れやすくなる。たとえば、庭や畑の草むしりで、晴れ続きの日に渾身の力を込めても抜けなかった雑草が、長雨の後だとスルッと抜ける。保水した土がどれだけ軟らかく、脆くなるのか少し想像できるだろう。

 大雨が降っているときに登山をする人はまずいないだろうが、大雨や長雨のあとも警戒してほしい。落石が起きやすい崖沿いや沢沿いのほか、雪渓などは急激に雪解けが進んで地盤が緩み、土砂崩落などが起きやすい状態となる。雨がやんだ後も、数日は十分に警戒が必要だ。

気を付けたい水の事故

 11日には九州南部が梅雨明けした。これから日本列島は、暑い夏の季節を迎える。梅雨明け後はこれまでのような長雨の日は減り、晴れる日が増える予想だが、湿った暖かい空気や、上空の寒気の影響で、短時間の強い雨や雷雨の日がありそうだ。気温は平地でも30℃以上になるところが多く、蒸し暑い日が続く見込み。

これからの季節は、沢登りや釣りなど、水辺での活動が楽しい。しかし、ここ数年、山でも水の事故が目立ってきている。

      増水が早い沢と増水が遅い沢、どっちがどっち?

 突然だが、クイズに挑戦してみよう。上の図で、Aのような形の沢と、Bのような形の沢、どちらが増水しやすいだろうか?(黒線は山の稜線、青線は沢を表現している)

答えはA。上流に支沢が何本もあり、下流で一カ所に集まるような沢は、すぐに増水するうえ、たとえ大雨でなくても増水しやすい。「雨が降り出して驚くほど早く水かさが増してきた」などという話も、よく聞くヒヤリハット体験談だ。

 沢登りなど本格的な登山でなく、下流の渓谷ぞいの遊歩道のハイキングの場合も、注意したい。自分の出かける沢がどんな形をしているのか、どんなリスクがあるのか事前に調べて考えたうえで出かけよう。年々、雨も極端な降り方が増える傾向にあり、地形の複雑な山岳地帯では、より状況の判断が難しくなる。無理をせず、安全第一で夏の山を楽しみたい。

記事/フリーランス編集者 横尾綾子さん

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